旭川市で家族葬をしたいけれど、できるだけ葬儀代を抑えて安く済ませたい」と考える方は多くいらっしゃるでしょう。
しかし、無闇に費用を削減してしまうと、「故人に対する冒涜だ」「マナーやモラルに欠けている」と、親族とのトラブルにもなりかねません。
旭川市では地域の特性から葬儀代を安くするためのコツがあり、「これだけは削減しない方が良い」という知っておくべき費用もあります。
そこで、旭川市の家族葬を安くする方法について、誰にでも分かりやすくポイントを抑えてご紹介します。
旭川市の家族葬の総額費用は約151万円
旭川市で家族葬を行うにあたって、費用を安く抑えられるよう、次の順序で葬儀代の基本知識を把握しておきましょう。
- ・旭川市の家族葬の相場費用
- ・家族葬に必要な費用
- ・葬儀プランによる葬儀代の違い
旭川市の家族葬の相場費用は約120万円（お布施・飲食代を除く）
2022年の調査結果によると、旭川市の家族葬の相場費用は、約120万円です。
出典：旭川市で家族葬をする際の費用相場や葬儀費用を安く抑えるコツを解説（コープの家族葬ウィズハウス）
しかし、この相場費用には「お布施」「飲食代」が含まれていないため、注意しなければなりません。
家族葬に必要な費用の内訳は3つある
家族葬に必要な費用の内訳は3つあり、数式で表すと次のとおりです。
家族葬の葬儀代 ＝ ①基本プラン料金 ＋ ②お布施・飲食代 ＋ ③追加料金
① 基本プラン料金
基本プラン料金に含まれる品目は、葬儀社によって異なるため確認が必要です。弊社の基本プラン料金となる次の品目を参考に、比較してください。
| 種別 | 品目 |
| 施設関連 | 式場使用料・親族控え室 |
| 祭壇関連 | 祭壇使用料・祭壇花・祭壇供物 |
| 安置関連 | 枕飾り・枕花・保冷剤 |
| 葬儀関連 | 白木位牌・遺影写真 |
| 火葬関連 | 棺・仏衣・納棺代・送り花・骨箱 |
| 葬儀後 | 自宅祭壇 |
| 搬送関連 | 搬送車 |
| 消耗品関連 | 線香・ローソク・焼香セット |
安い基本プラン料金の場合、式場使用料や親族控え室といった施設の利用料が一定料金分となっており、追加料金が発生するケースが目立つため注意しましょう。
また、祭壇供物や枕花・送り花など、生花や供物についても含まれていない場合が多いため、具体的なイメージまでしっかりと確認しておきます。
さらに、ご遺体の搬送料金やドライアイスは、特定の距離や日数が決められているのが一般的のため、不足する場合の単価を確認しておくと安心です。
② お布施・飲食代
基本プラン料金以外で、家族葬で必要になるお布施と飲食代の相場費用は、次のとおりです。
| 内訳 | 金額 |
| お布施 | 22万1,060円 |
| 飲食代 | 8万9,799円 |
お付き合いのある寺院へお布施の金額を確認するのは失礼にあたりませんので、事前に「皆さま、いくらぐらいですか？」と尋ねておくと安心です。
また、飲食代は人数とお酒の有無によって大きく変動します。葬儀を依頼する前に見積書を出してもらって、金額を確認しておきましょう。
③ 追加料金
家族葬で追加料金が発生する品目は、次のとおりです。
| 種別 | 品目 |
| ご遺体の処置 | 湯灌・エンバーミング |
| 返礼品関連 | 会葬品・香典返し |
| 車輌関連 | 霊柩車・霊柩バス |
旭川市で安い家族葬を行う方法！7つのポイント
旭川市で安い家族葬を行う方法には、次の7つのポイントがあります。
- ① 2社以上の葬儀社から相見積もりを取得する
- ② 葬儀社の会員特典や割引サービスを利用する
- ③ 一般葬・一日葬などの葬儀プランとも比較検討する
- ④ 火葬場に近い安置施設がある斎場を選ぶ
- ⑤ 葬儀までの日程を早めにする
- ⑥ 葬儀社へ削減できる品目を相談する
- ⑦ 葬祭費の補助金・給付金制度を活用する
① 2社以上の葬儀社から相見積もりを取得する
家族葬は葬儀社によって、斎場もサービス内容も異なるため、必ず事前見積よって内容を比較検討します。
2社以上から見積を取得すると、品目の差異や金額の違いが分かりやすいでしょう。
費用について不明点や疑問に感じたことは、その都度確認しておくと、後々のトラブルを回避できて安心です。分からないことは、積極的に質問しましょう。
② 葬儀社の会員特典や割引サービスを利用する
葬儀社によっては、会員特典や割引サービス、アフターサービスなど、さまざまなメリットを用意しているケースがあります。
事前に確認しておくことで、お得な家族葬が執り行うことができ、葬儀後に必要な法要・納骨・手続きなどでも役立つ場合があるため、ぜひ確認しておきましょう。
③ 一般葬・一日葬などの葬儀プランとも比較検討する
家族葬は、家族や親族などが参列する小規模な葬儀で、一般的には2日間に亘って執り行われます。参列人数が少ないため、葬儀費用が抑えられる傾向にあります。
一般葬は、故人の友人や仕事関係者、近所の方など、故人とご縁のあった多くの方々が参列する葬儀です。葬儀費用は高くなる傾向にありますが、多くの参列者からお香典をいただける場合もあり、お香典を葬儀代に充てることが可能です。
また、家族葬はお通夜を省略して、一日葬として執り行うこともできます。一日葬は2日間の葬儀よりも会場使用料が安くなる場合が多く、費用が抑えられることも珍しくありません。
このように、さまざまな葬儀プランの特徴を理解したうえで、比較検討してみるのも一つの方法といえるでしょう。
具体的な葬儀プランによる料金の差異については後述にて解説しますので、ぜひご確認ください。
④ 火葬場に近い安置施設がある斎場を選ぶ
ご遺体の搬送代は、タクシーのように移動距離によって加算されます。
移動の流れは「病院など→安置場所→斎場→火葬場」となるため、火葬場に近い安置施設がある斎場を選択することで、搬送代の削減が可能です。
旭川市には火葬場が1ヶ所しかなく、「旭川市営 旭川聖苑」に限られており、旭川聖苑で安置できるご遺体の数には限りがあります。
このような地元の事情に注目して、旭川聖苑の近隣にある安置施設を備えた斎場を選ぶと良いでしょう。
⑤ 葬儀までの日程を早めにする
葬儀までの日程を早めると、ご遺体の安置費用に関わる施設の費用やドライアイス代を節約できます。
また、火葬では友引の日を避けることが多くありますが、旭川市では事前予約によって、友引の日でも火葬が可能です。
ただし、火葬は法律によって、24時間経過してからでなければなりません。
ご遺族や親族へ差し支えがなければ、葬儀社へ相談のうえ、速やかに葬儀が行えるように日程を調整してもらいましょう。
⑥ 葬儀社へ削減できる品目を相談する
家族葬では無闇に品目を減らして違和感のある葬儀になってしまわぬよう、安く済ませる方法について、葬儀社へ相談することが最良です。
というのも、たとえアットホームな家族葬であっても、葬儀は思い出に残りやすい行事のため、品目の削減は親族に不信感を与えてしまう場合があります。
第三者のプロの視点で冷静な判断によってアドバイスしてもらい、後々までトラブルを回避して、参列者の皆さまが納得のできる家族葬を行いましょう。
⑦ 葬祭費の補助金・給付金制度を活用する
葬儀を執り行った後、喪主や施主など葬儀をした人は、亡くなった故人が加入していた健康保険などから、補助金がもらえる給付金制度があります。
- ・葬祭費：国民健康保険・後期高齢者医療保険に加入していた場合
- ・埋葬費（埋葬料・家族埋葬料）：社会保険・各種共済組合に加入していた場合
旭川市の場合、国民健康保険・後期高齢者医療保険の加入者は3万円が給付されるため、葬儀後は忘れずに申請手続きを行いましょう。
出典：国民健康保険の出産育児一時金・葬祭費・後期高齢者医療被保険者が亡くなったときについて（旭川市公式サイト）
旭川の家族葬で避けるべき費用の削減方法3つ
葬儀代の削減方法としてよく挙げられる項目のうち、旭川市においては避けた方が良いことがあるため、次の3つについてはご注意ください。
- ・葬儀の規模を無理に小さくする
- ・安易に無宗教葬を選択する
- ・会食（通夜振る舞い）をしない
葬儀の規模を無理に小さくする
葬儀は家族だけの行事ではなく、故人に関わるすべての人たちの大切な儀式でもあります。
少なくとも、家族や故人の血縁者にあたる親族や、最後のお別れを強く希望する人たちへは参列いただくことが望ましいといえるでしょう。
安易に無宗教葬を選択する
読経をしない無宗教のお葬式を行うことも可能ですが、納骨場所が決まっている場合や、宗教者とお付き合いがある場合に無宗教葬を選んでしまうと、後々トラブルにつながる可能性があります。
また、宗教儀礼を重んじる親族とのトラブルにもなりやすいため、注意しなければなりません。
会食（通夜振る舞い）をしない
北海道のお葬式では、親族が参加して会食（通夜振る舞い）を行うことが一般的です。
参列する顔ぶれにもよりますが、葬儀費用を削減したいからといって「会食をしない」という選択肢を選んでしまうと、「常識がない」などと思われてしまう可能性があります。
ご親族と良好なお付き合いを続けるためにも、関係性を考慮した対応が必要となります。
家族葬で格安な葬儀プランをご紹介！
葬儀プランによる基本プラン料金の違いは、次のとおりです。
| 葬儀プラン | 人数目安 | 相場費用 | 弘善社の場合 |
| 一般葬 | 30名以上 | 約120～160万円 | 854,000円～ |
| 家族葬 | 30名まで | 約70～120万円 | 543,400円～ |
| 一日葬 | 30名まで | 約40～60万円 | 433,400円～ |
| 直葬・火葬式 | 10名以下 | 約20～30万円 | 190,300円～ |
| 預かり葬 | 10名以下 | 約10～20万円 | 85,000円～ |
多くの参列者が見込めるなら、お香典を葬儀代に充当する「一般葬」を選択するのも一つの方法です。
さらに、家族葬で究極まで費用を削減したい場合、1日でお葬式を執り行う「一日葬」や、葬儀の儀式を省略した「直葬・火葬式」を選択する方法もあります。
まとめ：旭川市で安い家族葬を行うには無料相談を利用しましょう！
旭川市で安い家族葬を執り行う方法についてご紹介しましたが、まとめると次のとおりです。
- ・旭川市の家族葬の総額費用は約151万円（基本料金プラン＋追加料金：約120万円、お布施・飲食代：約31万円）となっている。
- ・安く家族葬をするには、葬儀社の会員特典や割引サービスを利用して、葬儀社へ削減できるように相談すると良い。
- ・親族とトラブルになったり、質の悪い家族葬にならないよう、参列者や飲食代を削減し過ぎないように注意する。
- ・小規模で低価格な「家族葬」、お香典収入が多い「一般葬」、費用を削減できる「一日葬」「直葬・火葬式」、それぞれの葬儀プランを比較して最適な方法を検討することで、出費が抑えられる。
弘善社では、無料見積や無料相談はもちろん、具体的なシミュレーションによって、安くて品質の高い家族葬をご提案しています。どうぞお気軽にご連絡ください。
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