お葬式のこと

ご逝去される前に、事前にある程度考えておいた方がよいこと〜弘善社のお葬式

こんにちは。 旭川で葬儀社を営んでおります、(株)弘善社の太田弘文です。 当社では、葬儀を軸として、皆さんの「終活」の支援を行なっております。 少しずつ、分かりやすく、旭川の終活事情についてお話ししていきますので、皆さんのお役に立てれば幸いです。     お葬儀の流れって、何となく分かっていても、細かくは分からないですよね。 実際、自分が喪主や施主を務めるのって、人生でも数回しかありませんから、分からなくて当然だと思います。 強調させていただきたいのは、「事前準備」「事前の心づもり」をされていますでしょうか?ということなのですね。 病院で、いざご逝去の場面になると、頭の中が真っ白になったり、パニックになってしまうこともあるからです。 なので、ぜひ事前に専門家である我々にご相談いだだければ良いのですが。 やはりいざという時は慌ててしまいます。 ここでは、万が一の前に、考えておいたほうが良いものをご説明します。   <ご逝去される前に、事前にある程度考えておいた方がよいこと>   ~「どういったカタチで葬儀をされたいか」~ まず、「ご家族の想い」(要望・希望)をまず聞かせていただきたいのです。 「ご家族がどのようにされたいか」で葬儀のカタチが決まってきます。 それは「家族葬」であるのか、広く告知をして「一般葬」で行うのかといった規模のお話しから、「こんなお花を使いたい」「こんなものを飾ってほしい」「こんな曲を流してほしい」といった細かなことでもよいのです。   中には我々では難しいこともあるかもしれません。それでもご希望を伝えてくだされば、「こんな方法なら可能です」とか「こんなやり方もありますよ」と我々も提案することが出来るのです。 「ご家族の想い」と「我々が提案できること」のすり合わせ。 それが最初の段階では一番大事だと考えています。     ~具体的に聞かせていただければありがたいこと~   ○葬儀形態(家族葬?一般葬) ○ご逝去された時には自宅に帰られますか?当社斎場に直行しますか? ○ご家族はどれくらいおられますか? ○子にあたる方々のお勤め先は?(旭川?地方?) ○ご親戚は近くにおられますか?遠方の方が多いですか? ○故人様はどんな人でしたか? ○故人が生前好きだったことは何ですか? ○故人はどんな趣味がありましたか?生前のお仕事はどんなことをされていましたか? ○檀家のお寺さんはおられますか?宗派は何ですか?当社で紹介する必要がありますか? ○お仏壇はございますか? ○納骨先~お墓、納骨堂はございますか?(なければどのように考えておりますか?) ○お寺さんとは今後どのような付き合いをして行く予定ですか?(檀家さんとして永くお付き合いしていく予定ですか?)   ※上記の打ち合わせにおいて、日程、会場、寺院、香典返しの数、納骨先、新聞お悔やみ、葬儀お手伝いなどが決まってきます。 ※上記の打ち合わせにおいて、「葬儀に対する考え・想い」をご家族と我々とでお互いに確認することができます。 また、葬儀終了後を見据えた打ち合わせやご相談をすることができます。   ~その他:お写真は大事ですよ~ ○お写真を準備 ・遺影に使われますお写真をあらかじめ準備しておくと良いでしょう。 ・遺影写真については、私の過去の記事を参照してくださいね。   ○いざという時の連絡先(親戚)のリストアップ ・ご親戚の連絡先をリストアップしておくと良いでしょう。 ・ご親戚以外で、誰に連絡すればよいかわからないですよね。普段年賀状をやり取りされている方々が目安になると思います。   <いざご逝去されたら>   ○病院の場合 ・看護士さんの指示に従って下さい。 ・病院ではご逝去後、清拭(せいしき:お身体の処置)をして下さる場合が殆どです。 ・清拭は1時間くらい時間がかかるので、それに合わせて我々がお迎えに上がります。   ○自宅の場合 ・かかりつけのお医者さんがいらっしゃれば、そちらにまずご連絡ください。 ・かかりつけのお医者さんがいないのであれば、まず警察にご連絡ください。 ・お医者さん、もしくは警察の検案が終了されましたら、当社にご連絡くださいませ。   ○施設の場合 ・かかりつけのお医者さんがいらっしゃれば、そちらにまずご連絡ください。 ・お医者さんの検案が終了されましたら、当社にご連絡くださいませ。   ○警察の場合 ・警察の担当の方の指示に従ってください。 ・警察の検案が終了されましたら、当社にご連絡くださいませ。         さて、いかがでしたか? 心づもりをしていても、いざという時は頭が真っ白になってしまいます。 そんな時でも、慌てず、落ち着いて弊社にご連絡くださいね。 必要なこと、大事なことはこちらからご確認させていただきます。 どうぞご安心くださいね。

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