お葬式のこと

コープは葬儀の積立金制度で最大11万円分お得!互助会との違いとは?

葬儀費用は決して安いとは言い切れず、突然の葬儀にあたって、費用の捻出にお困りのご遺族も少なくありません。

近年は将来に備えて「終活」を行う方がたいへん増えていますが、子どもや周囲に迷惑をかけないためには、生前のうちから葬儀費用の積み立てをしておくと安心です。

葬儀の積立金制度にはさまざまありますが、弘善社が推奨しているのは「コープの家族葬つみたて制度」。安心なうえ、メリットもたくさんあります。

そこで本記事では、コープの家族葬つみたて制度の詳細や互助会との違いを分かりやすく解説します。「他社で積み立てしているし…」という方もぜひご覧ください。

葬儀費用の相場とは?

葬儀費用

葬儀費用は地域や葬儀プランによって異なりますが、北海道の市場調査によると、葬儀費用の相場は50~100万円が最も多く、次に100~150万円という結果でした。

出典:【2023年】北海道の葬儀の種類と葬儀代やお布施の平均費用の調査結果(北のお葬式)

なお、葬儀では葬儀代のほかに宗教者へのお布施も必要で、葬儀が終わるとお仏壇やお墓の準備や、四十九日法要や一周忌と、死後は供養における費用も必要です。

近年は終活によって、死後の準備に備える方が増えていますが、遺される家族のためにも、葬儀費用や供養に必要な費用は、しっかりと確保しておきたいものですね。

葬儀の積立金制度を利用するメリット3つ

葬儀費用の積立金のメリット

葬儀の積立金制度を利用するメリットは、主に次の3つです。

  • ・葬儀費用の支払いに関する家族や周囲の負担を軽減できる
  • ・会員特典や割引サービスがある
  • ・葬儀の準備が速やかにできる

葬儀費用の支払いで家族や周囲の負担を軽減できる

葬儀費用を生前に積み立てておくと、突然の葬儀に際しても、配偶者や子どもなど、喪主や葬儀を行ってくれる方の費用負担を軽減することができます。

葬儀の積立金制度は、毎月少しずつの金額を積み立てられることが一般的のため、生活に支障をきたすことなく葬儀費用を確保することが可能です。

とくにシニア世代やシルバー世代の方は、家族や周囲に迷惑をかけないよう、自分の将来に備えておくと、精神的にも安心して暮らしてゆけるでしょう。

会員特典や割引サービスがある

葬儀の積立金制度の多くでは、会員価格として通常料金よりも安く葬儀ができるほか、さまざまな特典サービスが用意されています。

葬儀のみならず、返礼品や葬儀後に必要なお仏壇やお墓、お線香などの供養品においてもメリットが得られるケースが多いです。

葬儀の準備が速やかにできる

葬儀の積立金制度を利用すると、万一の死亡時にも葬儀社へ連絡するだけで、葬儀の知識のない方でも素早く準備を済ませることができます。

たとえ貯金があっても、預金口座から高額な金額を引き出せるのは基本的に本人に限られ、死亡したことを知ると、銀行は預金口座を凍結するのをご存知でしょうか。

葬儀保険や死亡保険が振り込まれるまで、葬儀代の支払いを待ってもらえるかどうかは葬儀社によって見解が異なるうえ、少なくともお布施は現金払いが基本です。

大切な人や自分自身が亡くなったとき、お金のことで身内が慌てたり、トラブルになるのは悲しいこと。葬儀の積立金があれば、家族や親戚も安心できるでしょう。

葬儀の積立金制度の注意点4つ

注意点 葬儀の積立金制度では、気を付けなければならない次の4つの注意点があります。
  • ・利用できる葬儀社や斎場が限られる
  • ・葬儀プランに斎場使用料や必要品目が含まれていない場合がある
  • ・解約時に解約手数料が必要になる
  • ・倒産や破綻したときの保証が万全ではない場合がある

利用できる葬儀社や斎場が限られる

葬儀の積立金は、組織に加盟している葬儀社でしか利用できないため、利用できるのは該当する葬儀社が運営する斎場のみに限られているためご注意ください。

たとえば、最寄りに加盟している葬儀社や斎場がない場合、遺族が別の葬儀社を選択する可能性も考えられ、その場合には積立金が無駄になってしまいます。

将来、家族や自らの引っ越しの可能性なども踏まえて、複数の斎場がある積立金制度を利用するのが安心です。

葬儀プランに斎場使用料や必要品目が含まれていない場合がある

積立金制度の多くには、いくら分の葬儀費用といったプランがありますが、そもそも葬儀プランの品目はどういった内容なのかをきちんと確認しておくことが大事です。

注意しなければならない葬儀プランの一例として、斎場使用料やご遺体の安置施設の利用料金が全額含まれていないケースがあります。

葬儀プランにこれらの費用が含まれていないと、数十万円の追加費用がかかる可能性もあるため、くれぐれも気を付けてください。

解約時に解約手数料が必要になる

葬儀の積立金制度では、解約手数料が必要になります。解約手数料は、わずか数百円で済む場合から、積立金の15〜20%程度と高額になるケースもあります。

人生では入院費や治療費など、思わぬハプニングでお金が必要になることもあり、葬儀の積立金を解約せざるを得ないこともあるでしょう。

掛け捨ての葬儀保険は解約時に返金されないことが大きなデメリットですが、積立金制度においても、いざというときに解約しやすいタイプを選ぶのが安心です。

倒産や破綻したときの保証が万全ではない場合がある

積立金制度によっては、運営会社が経営破綻や倒産をしてしまうと、積み立てた葬儀費用が全額返金されない可能性もあるためご注意ください。

将来のために支払ったお金がどうなるのか心配になるのは当たり前のことで、不本意な事態により損をするのは避けたいものです。

経営破綻や倒産などによる返金保証においては、きちんと積み立てたお金が満額返金されるかどうかを確認しておきましょう。

コープの家族葬つみたて制度とは?

コープ

コープの家族葬つみたて制度について、次の3つの順序でご紹介します。

  • ・コープの家族葬つみたて制度とは?
  • ・コープの家族葬つみたて制度のメリット
  • ・コープの家族葬つみたて制度の注意点

コープの家族葬つみたて制度とは?

「コープの家族葬つみたて制度」とは、コープさっぽろ(生協)の組合員対象の葬儀の積立金制度です。

出典:コープさっぽろ(公式サイト)

知名度も高く、スーパーや食配サービスを利用されている方も多いと思いますが、コープさっぽろの生協組合員数は、約200万人にも達します。

さらに、全国の組合員数は3,000万人以上にも及び、各地域で暮らしに密着したサービスを提供している安心できる組織です。

出典:全国生協の総合概況(コープ公式サイト)

コープの家族葬つみたて制度のメリット

コープの家族葬つみたて制度には、次の5つのメリットがあります。

  1. ①積立額や月々の金額を自由に設定できる
  2. ②最大11万円分のポイントがもらえる
  3. ③経営破綻や倒産をしても100%全額保全
  4. ④他社積立金の解約手数料を負担
  5. ⑤葬儀後の法事やお墓でもポイント利用OK

① 積立額や月々の金額を自由に設定できる

コープの家族葬つみたて制度では、30~100万円までの積立額を自由に設定して、月々の積立金額も3,000円から1,000円単位で自由に決められます。

つまり、無駄な費用を抑えて、毎月わずかな金額をコツコツと無理なく積み立てて、しっかりと葬儀費用を確保することが可能です。

② 最大11万円分のポイントがもらえる

コープの家族葬つみたて制度では、プレゼントとして、積み立て開始時に1万ポイント、さらに積立満期利用で積立金の10%分のポイントがもらえます。

たとえば、積立金が100万円の場合なら、積立スタート時に1万ポイント、満期利用で10万ポイントと、合計11万円分のポイントを獲得することが可能です。

③ 経営破綻や倒産をしても100%全額保全

コープの家族葬つみたて制度では、万一の経営破綻や倒産の場合でも、積み立てたお金は100%全額保全されるため安心です。

長年積み立てた大切なお金を失うことのないよう、葬儀の積立金制度や保険では、万一の保証について調べておきましょう。

④ 他社積立金の解約手数料を負担

すでに他社の積立金制度を利用していて、改めてコープの家族葬つみたて制度に加入したい場合、解約手数料を負担いたします。

ただし、負担額には上限があるため、条件や金額については、お気軽にご相談ください。

⑤ 葬儀後の法事やお墓でもポイント利用OK

付与されたポイントは、葬儀費用の補てんのみならず、返礼品や葬儀後に必要な法事・法要、お仏壇・お墓などの購入時にもご利用いただけます。

納骨後も仏花やお線香やロウソクなど、ご供養に必要な費用が発生するため、貯めたポイントは無駄にならずに安心です。

コープの家族葬つみたて制度の注意点

コープの家族葬つみたて制度において知っておきたい注意点は、次の3つです。

  • ・お預け期間が3ヶ月未満のポイント付与は3%
  • ・積立満額ご利用ではない場合のポイント付与はご利用代金の10%が上限
  • ・ポイント付与は利用葬儀代金の10%を超えない

お預け期間が3ヶ月未満のポイントは3%

積立満期額を一括でお預けの場合など、お預けからご利用までの期間が3ヶ月未満の際のポイント付与は、満期額の3%となるためご注意ください。

積立満額ご利用ではない場合のポイント付与はご利用代金の10%が上限

ポイントプレゼントは、積立満額ご利用ではない場合、ご利用代金の10%が上限となるためご注意ください。

ポイント付与は利用葬儀代金の10%を超えない

付与されるポイントは、利用葬儀代金の10%を超えることはありませんので、ご注意ください。

互助会とコープの家族葬つみたて制度の違いとは?

メリット・デメリットの比較

葬儀の積立金制度でよく知られているのが互助会ですが、コープの家族葬つみたて制度とは違いがあるため、分かりやすく解説します。

出典:冠婚葬祭互助会(公式サイト)

積立金の適用範囲

項目 コープの家族葬 一般的な互助会
祭壇
遺影写真
香典返し ×
お料理 ×
式場使用料 ×
法事法要 ×
仏壇仏具 ×
お墓 ×

コープの家族葬つみたて制度では、積立金やポイントを葬儀や葬儀後に必要な多くの用途でご利用いただけますが、一般的な互助会では対象品目に制限があります。

解約手数料

項目 コープの家族葬 一般的な互助会
解約手数料 税込550円 1口 数万円

コープの家族葬つみたて制度は、万一の解約時でも、解約手数料は一律550円(税込)と、少ない費用で済みますが、一般的な互助会では数万円の手数料が必要です。

積立金の保証項目

項目 コープの家族葬 一般的な互助会
積立金の保証 100% 50%

コープの家族葬つみたて制度が100%なのに対して、一般的な互助会は割賦販売法により、払い込んだ預り金の50%が国の制度によって保障される仕組みです。

まとめ:弘善社ではコープの家族葬つみたて制度の無料相談に対応!

コープの家族葬つみたて制度について、メリットや互助会との違いをご紹介しましたが、まとめると次のとおりです。

  • ・コープの家族葬つみたて制度は、コープさっぽろ(生協)の葬儀の積立金制度で、一般的な互助会の積み立てよりもメリットが多い。
  • ・積立額や月々の金額を自由に設定でき、最大11万円分のポイントは葬儀後にも利用できる。
  • ・経営破綻や倒産をしても100%全額保全で、他社積立金の解約手数料を負担してもらえる(上限金額あり)。
弘善社では、コープの家族葬つみたて制度のお申し込みや、無料相談に対応していますので、お気軽にお問い合わせください。  

弘善社は旭川市で4つの斎場を運営する葬儀社として、地域の多くの方がご利用中のコープを通じて、皆さまへ安心をお届けしています。

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