独身や単身者、頼れる子どもや身寄りのいないおひとりさまにとって、自分にもしものことがあったとき、死後の遺体の処置はどうなるのか、不安になることがあるでしょう。
最近はさまざまな葬儀代行サービスが登場しており、約100〜200万円が費用相場と言われていますが、弘善社ではおひとりさま向けの葬儀を格安価格の209,800円より承っています。
ここで、「葬儀以外に80〜180万円もの費用がかかるの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、おひとりさまの葬儀代行の費用を安くするポイントと、具体例として弘善社の葬儀代行における費用についてご紹介します。
家族がいても子どもに頼らず自分自身の力で生涯を全うしたい方や、親の終活を手伝っている方もぜひご覧になり、参考になさってください。
おひとりさまの葬儀代行サービスとは?
葬儀代行サービスには次の4つの種類があり、おひとりさまの葬儀代行に適しているのは喪主代行サービスで、費用の相場は100〜200万円と言われています。
- ・喪主代行サービス:ご遺体の引き取りと葬儀や納骨などを代行
- ・受付代行サービス:受付・会計・芳名帳の整理における代行
- ・訃報連絡代行サービス:名簿リストなどに基づく訃報通知の代行
- ・参列代行サービス:葬儀へ参列できない場合の代行
喪主代行サービスとは?
葬儀の喪主代行サービスとは、病院などからご遺体を引き取り、あらかじめ決めておいた葬儀プランによる葬送やお墓への納骨を希望どおりに実現するためのサービスのことをいいます。
喪主には葬儀を取り仕切る役割がありますが、喪主代行サービスなら、頼れる家族がいないおひとりさまでも葬儀スタッフが喪主の役割を担うため、親族や知人を招く葬儀が可能です。
なお、受付代行サービスや訃報連絡代行サービスとは、大勢の参列者を招く一般葬において、喪主やご遺族をサポートするための支援サービスに該当します。
家族葬や火葬のみをおこなう直葬など少人数のお葬式では、基本的に喪主代行サービスの一貫として葬儀社へ依頼することができるため、複数のサービスを利用する必要はありません。
おひとりさまに葬儀代行サービスが必要な理由
おひとりさまに葬儀代行サービスが必要となるのには、次の4つの理由があります。- ・亡くなったときは身元引受人が必要
- ・遺体の火葬や遺骨の埋葬には法律がある
- ・死亡届の届出人は限られた人しかできない
- ・死後の手続きや身の回りの整理が必要
亡くなったときは身元引受人が必要
病院へ入院する際には身元保証人や身元引受人が必要となりますが、おひとりさまは万一の事態があったとき、自分の身柄を引き取ってもらえるようにしておかなければなりません。
近年は民間企業が組織として引き受ける身元保証サービスなどもあり、費用の支払いや入院時の手助けをしてもらえるサービスもあります。
しかし、身元保証サービスの相場費用は30~50万円と高額で、入会金や月額費用が別途必要なケースもあります。
さらに、2020年4月1日施行の『民法の一部を改正する法律』では、身元保証法において保証金額に上限を定めることや、自動更新ができず5年ごとの更新が必要なため注意が必要です。
出典:2020年4月1日から保証に関する民法のルールが大きく変わります(法務省)
遺体の火葬や遺骨の埋葬には法律がある
死後の遺体の処置に関しては、次のような事項が法律で定められており、手続きを踏まえた適切な火葬と遺骨の埋葬が必要です。
- ・火葬には死亡届による役所手続きが必要
- ・遺体の火葬は死後24時間を経過しなければならない
- ・火葬後の遺骨は墓地へ埋葬しなければならない
死亡届の届出人は限られた人しかできない
戸籍法では死亡届を提出する届出人が次のように限られており、信頼できる親しい友人や知人がいても、届出人になることはできないため気をつけなければなりません。
- ・親族・同居者
- ・家主・地主・家屋管理人・土地管理人等
- ・後見人・保佐人・補助人・任意後見人・任意後見受任者
出典:死亡届(法務省)
死後の手続きや身の回りの整理が必要
死後はさまざまな手続きや身の回りの整理が必要となり、死後事務委任契約を行うことで第三者へ次のような事項を依頼することができます。
- ・死後の手続き
- ・親族や友人・知人などへの連絡
- ・葬儀や納骨の手続き
- ・家賃や公共料金や医療費などの精算
- ・自宅の清掃と遺品整理や不用品の処分
- ・公的手続きや金融機関などの手続き
- ・遺産相続や税金関連の手続き
- ・ペットの引き継ぎ先の指定
- ・利用サービスの解約や退会手続き
- ・デジタル遺品への対処
項目数や内容によって必要な費用は異なりますが、一般的に死後事務委任契約は50〜100万円程度が相場費用となっています。
葬儀代行費用を安くする8つのポイント
失敗や後悔を防げる葬儀代行を安くするには、次の8つのポイントがあります。
- ①任意後見制度や死後事務委任契約をする
- ②安置施設のある自社斎場を所有している葬儀社を選ぶ
- ③葬儀プランの品目と価格が明瞭で参列者が快適
- ④安くて安心できる永代供養を取り扱っている
- ⑤費用の支払い方法に安心感がある
- ⑥口コミや評判が良い
- ⑦親身になって相談にのってもらえる
- ⑧生前の終活でしっかりと身辺整理をしておく
①任意後見制度や死後事務委任契約をする
おひとりさまは、信頼のできる行政書士を頼って、任意後見制度や死後事務委任状契約を行うことが最良です。
電話による無料相談や定期的に無料相談会を実施している場合もあるため、参加してみるのも良いでしょう。
②安置施設のある自社斎場を所有している
おひとりさまの葬儀では、安置施設を完備した自社斎場のある葬儀社を自分自身で決めておくことによって、スムーズな葬儀ができるメリットがあります。
火葬には死後24時間を経過していなければならないほか、葬儀や火葬は斎場や火葬場の混雑度合いや身内のご都合などにより、すぐに執り行えるとは限りません。
ご遺体の傷みを防ぐドライアイスの交換措置や臨機応変な対応には、安置施設が完備された斎場が好ましく、身内の方々のためには対面できる安置施設が完備されていると最良です。
③葬儀プランの品目と価格が明瞭で参列者が快適
葬儀社を選ぶときは、葬儀プランの品目と価格が明瞭で安心でき、参列者にとっても快適に過ごせる斎場を選びましょう。
品目が不明瞭の場合、追加によって費用が割高になるケースや、予算を重視したことで粗末な葬儀になってしまう可能性があるためご注意ください。
葬儀の印象は記憶に残りやすく、参列者にとって満足度の高いお葬式は「最後まで素晴らしい人だった」と、自分自身の評価にも繋がります。
④安くて安心できる永代供養を取り扱っている
お墓がない方は生前のうちに準備しておく必要があるため、おひとりさまでも申し込みができる理想的な永代供養を取り扱っている葬儀社を選ぶと、火葬後の納骨まで安心です。
永代供養とは遺骨の管理や供養を霊園や寺院へお任せするお墓のことをいい、最新の調査によると、約65%の方が跡継ぎ不要の永代供養墓を選んでおり、たいへん人気があります。
出典:【第15回】お墓の消費者全国実態調査(2024年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向(いいお墓)
⑤費用の支払い方法に安心感がある
自分の葬儀の費用は生前のうちに支払いを済ませておく必要がありますが、葬儀代を貯金をすることや、大切なお金を預けることに不安のある方もいらっしゃるでしょう。
多くの葬儀社では、葬儀保険や積立金制度、預託金制度などを用意していますが、信頼のできるサービスかどうかをしっかりと確認してください。
⑥口コミや評判が良い
安心できる葬儀社や斎場かどうかは、葬儀社のパンフレットやホームページだけではなく、Googleマップの口コミや、複数の口コミ掲載サイトをしっかりと確認しましょう。
実際に利用した近所の人たちの評判や、友人・知人などへも意見を確認して、より良い葬儀社を選択してください。
⑦親身になって相談にのってもらえる
葬儀社選びで失敗や後悔をしないためには、親切・丁寧で、親身になって相談にのってもらえる葬儀スタッフとの出会いがとても大切です。
個別相談に抵抗のある方は、斎場見学会や相談会などへ参加することによって、話す機会や対応力を確認できるため、ぜひ足を運んでみてください。
⑧生前の終活でしっかりと身辺整理をしておく
死後事務委任契約の費用を削減するには、生前のうちに必要な死後の手続きや身辺整理を自分自身で行っておくことが大切です。
近年は生前のうちに死後に備える終活が盛んに行われるようになり、最新の調査結果によると、終活の意向がある方は、男性64.3%・女性75.4%と約7割を占めています。
とくに身の回りを片付けてシンプルな生活を意識することは大切で、後見人への負担や費用の削減に繋がります。
弘善社ならおひとりさまの葬儀代行が安くて安心!
旭川市の弘善社なら、安い費用で葬儀代行を実現できるため、後見人の方もぜひご参考になさってください。
- ・葬儀費用:209,800円〜
- ・納骨費用:26,000円〜
おひとりさまの葬儀費用:209,800円〜
一般的に100万円以上と言われる葬儀代行サービス費用ですが、弘善社ではおひとりさま向けの葬儀を約20万円からお安くご提供しており、格安の料金プランとなっています。
後見人の方や、家族や親族、友人・知人など、数名の方に葬儀へ立ち会っていただくことも可能なため、ご遺体が雑に扱われるような心配や不安もなく安心です。
弘善社ではさまざま葬儀プランをご用意しており、ご家族と離れて暮らすおひとりさまは、家族葬やお通夜を省いて1日で葬儀を済ませる一日葬を検討することをおすすめします。
さらに、弘善社では生前の終活におけるご相談やアドバイスにも対応しているたるため、頼れる人がいないおひとりさまでも心配事や不安を解消できます。
おひとりさまの納骨費用:26,000円〜
全国各地の地域には自治体の公営墓地に共同で埋葬できる永代供養墓があるため、身寄りのないおひとりさまでもお墓の心配は無用です。
たとえば、旭川市の方なら旭川市共同墓へ26,000円で納骨でき、鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・愛別町・上川町・東川町・美瑛町の方なら39,000円となっています。
さらに弘善社では、人気の永代供養付き「納骨堂てらす」を遺骨の安置期間に応じて選べる納骨プランをご用意しており、10年につき5万円、最大50年まで合祀せずに保管できます。
- ・合祀プラン:17.6万円(1年個別安置後合葬)
- ・安置プラン:28.6万円(20年個別安置後合葬)
葬儀費用のお支払いはコープの積み立て金制度が利用可能
弘善社では、安心と信頼の生協コープの葬儀の積み立て金制度がご利用可能で、月々わずかな金額で葬儀費用の積み立てが行えます。
まとめ:おひとりさまの葬儀代行は弘善社の無料相談へ!後見人様もお気軽にお問い合せください
おひとりさまの葬儀代行費用を安くする8つのポイントと弘善社の葬儀代行サービスの費用についてご紹介しましたが、まとめると次のとおりです。
- ・おひとりさまは、行政書士との任意後見制度や死後事務委任契約を済ませて、葬儀代行では自社斎場を運営していて安心のできる葬儀社を自分で決めておくと良い。
- ・葬儀社選びでは、Googleの口コミや複数の葬儀社の口コミサイトを確認して、親身になって寄り添ってくれることと、支払い方法が信頼できることまでチェックする。
- ・死後事務委任契約の費用を削減するためには、生前の終活によって、できるだけ自分で身辺整理に努めておくことが大切。
死後は専門家へ委託しなければならないこともあれば、身内や友人・知人を指名できれば費用を削減できることもあるため、頼れる方を探しておくことも重要です。
弘善社では、斎場の見学会や終活に関する無料相談会も開催しており、個別相談にも対応しています。
後見人様からのご相談にも対応していますので、どうぞお気軽にお問い合せください。