旭川市で家族葬を行うにあたって、「いくら必要なの?」「どんな流れ?」「そもそも家族葬って、他の葬儀とどう違うの?」と、疑問に思うことがあるでしょう。
旭川市では、地域ならではの葬儀の特徴や問題があるため、家族葬にあたっては事前にポイントを知っておくことが大切です。
そこで、本記事では旭川市の家族葬について、費用の目安や葬儀の流れから、家族葬に最適なおすすめの葬儀場まで、詳しくご紹介します。
家族葬とは?
家族葬とは、お葬式の規模に応じた種類のことをいいます。お葬式は一般的に次の4種類に分類されています。
- ・一般葬 : 家族や親族の他、友人や仕事関係者なども参列する昔ながらの葬儀
- ・家族葬 : 家族や近親者のみで執り行う少人数の葬儀
- ・一日葬 : 2日間のお葬式のうち1日目のお通夜を省略した葬儀
- ・直葬・火葬式 : 葬儀の儀式を省いて火葬のみを行う
家族葬のメリットとデメリット
家族葬にはメリットとデメリットがあるため、後々まで後悔しないためには、双方の内容についてよく検討して、家族や親族へ理解を求める必要があります。
メリット
- ・近親者のみで故人と最期の時間をゆっくり過ごせる
- ・葬儀費用を抑えることができる
デメリット
- ・友人・知人や関係者など故人の親しかった人たちが葬儀に参列できない
- ・お香典による収入が少ない
葬儀は全国的に家族葬が最も人気!
2022年に行われた全国のお葬式の種類に関するアンケート調査結果では、最も人気を集めたのが家族葬で、約67%と多くの方々が希望していることが判明しました。
種類 | 割合 |
家族葬 | 66.9% |
一般葬 | 13.3% |
一日葬 | 10.1% |
直葬・火葬式 | 9.7% |
旭川市にもホテルやご自宅のような「家族葬専用の葬儀場」が登場し、癒される施設で、遺族や親族などの少人数で葬儀を執り行うご家庭が、たいへん増えています。
家族葬の流れ
家族葬について、亡くなった後のご遺体の措置から、葬儀までの流れをご紹介します。
- ① ご遺体の搬送と安置
- ② 葬儀社との打ち合せ
- ③ 葬儀の準備
- ④ 納棺
- ⑤ 通夜・通夜ぶるまい
- ⑥ 葬儀・告別式
- ⑦ 出棺・火葬
- ⑧ 初七日法要・精進落し
STEP.1 ご遺体の搬送と安置
死亡が確認されたら、ご遺体は病院や施設や警察などから速やかに搬送しなければならないため、葬儀社へ連絡をします。
ご自宅での安置が難しい場合は、葬儀社の安置施設へ搬送して安置することも可能です。
STEP.2 葬儀社との打ち合せ
遺族代表として喪主を務める方は、葬儀社と葬儀の人数やプランや料理など、お葬式に関する打合せを行って、事前に見積りを取得のうえ、内容を確認します。
葬儀の日程は、事前にお付き合いのある宗教者へスケジュールを確認のうえ決定します。決まったら親族へも早めに連絡しましょう。
STEP.3 葬儀の準備
遺影に使用する写真をはじめ、喪服や数珠やお布施など、葬儀の準備を行います。
ご遺族の立場では、喪服は和装や洋装のどちらがいいのか、メイクや髪型、アクセサリーやバッグなど、迷う方も多いでしょう。
準備にあたっては「葬儀の基礎を知る会第2回目〜悩ましいお葬式での「服装」」の記事で詳しく解説していますので、参考になさってください。
STEP.4 納棺
ご遺体を棺へ納めることを納棺といい、お葬式にあたっては、身なりを整えてあの世への旅立ち支度をしてから、棺を斎場へと運びます。
葬儀社へ依頼をすると、安からに成仏できるよう、身体を清める湯灌(ゆかん)や、死化粧にも対応可能です。
STEP.5 通夜・通夜ぶるまい
2日間のお葬式のうち、1日目がお通夜となり、通夜式を執り行った後に参列者へ通夜ぶるまいを行っておもてなしをします。
かつては夜通し寝ずの番をして、お線香やローソクの火を絶やさないことが通例でしたが、現在は生活スタイルに合わせた半通夜が一般的ですので、しっかりと疲れを癒してください。
STEP.6 葬儀・告別式
お通夜の翌日は葬儀・告別式です。読経やお焼香を伴う葬儀を執り行い、弔辞や弔電の紹介を行います。
葬儀が終わると告別式となり、棺への花入れや、故人との最後のお別れを行い、喪主が挨拶を行います。
STEP.7 出棺・火葬
火葬場へと出棺して受付を済ませたら、指定の時間に火葬を行います。
旭川市では遺骨をすべて骨壷に納める全収骨です。火葬後は近親者で集い、収骨を行います。
STEP.8 還骨法要・繰上げ法要
火葬場から斎場に戻り、環骨法要を行います。この際、北海道の多くの葬儀では、初七日法要などの忌日法要も繰り上げて行います。旭川市の家族葬で知っておくべき3つのポイント
旭川市で家族葬を執り行う際は、地域性を加味して次の3つのポイントを押さえておくと安心です。
- 旭川市の家族葬の相場費用は約120万円
- 旭川市の家族葬には特徴があるため他の葬儀プランと比較して決定する
- 火葬場に近い葬儀場を選ぶとお葬式がスムーズ
① 旭川市の家族葬の相場費用は約120万円
2023年6月の調査結果によると、北海道旭川市における家族葬(2日間)のお布施や飲食代を除く相場費用は、120万円前後でした。
出典:旭川市で家族葬をする際の費用相場や葬儀費用を安く抑えるコツを解説(コープの家族葬ウィズハウス)
② 旭川市の家族葬には特徴があるため他の葬儀プランと比較して決定する
旭川市の家族葬には次の2つの特徴があるため、他の葬儀と比較検討して、納得できる葬儀プランを選択するようにしましょう。
- ・お香典収入が期待できるなら一般葬で葬儀代を賄うことが可能
- ・家族葬は一日葬で安く済ませることもできる
お香典収入が期待できるなら一般葬で葬儀代を賄うことが可能
旭川市では、大切な人を亡くした遺族への思いやりが地域に根付いているため、多くの参列者を見込める場合は、お香典の収入によって葬儀代を賄うこともできます。
本州では香典返しは半返しといい、1/3~1/2の金額の品物を返礼しますが、旭川市の香典返しの品物は1,000円程度が一般的です。
そのため、参列者が多い一般葬を執り行うことで、お香典で集まったお金を葬儀代に充当することができます。
家族葬は一日葬で安く済ませることもできる
家族葬は2パターンのお葬式の方法があり、2日間に及ぶお葬式ではなく、初日のお通夜を省略した「一日葬」もできます。
一日葬なら、斎場の利用料金や宿泊費・飲食代などを削減できるため、葬儀代を安く抑えることが可能です。
弘善社の葬儀プランの比較例
ご参考として、弊社の葬儀プランをご紹介しますので、葬儀代の目安として確認なさってください。
葬儀形式 | 相場費用 | 弘善社の葬儀プラン |
一般葬 | 約120~160万円 | 854,000円~ |
家族葬 | 約70~120万円 | 543,400円~ |
一日葬 | 約40~60万円 | 433,400円~ |
③ 火葬場に近い葬儀場を選ぶとお葬式がスムーズ
旭川市の火葬場は、旭川市営の旭川聖苑の1ヶ所しかなく、火葬は受付順となっているため、たいへん混雑する傾向があります。
火葬場に近い葬儀場を選ぶことで、待機時間を削減できるメリットがあり、親族にも迷惑をかけることなくスムーズなお葬式が可能です。
旭川市で家族葬ができるおすすめの葬儀場一覧
旭川市で火葬場から最寄りにあり、家族葬にも対応しているおすすめの葬儀場をご紹介します。
- ・弘善社中央斎場
- ・ウィズハウス神楽
- ・ウィズハウス東光
- ・ウィズハウス末広
弘善社中央斎場
- ・住所:旭川市永山8条1丁目1番6号 (パルプ裏)
- ・交通アクセス:旭川駅より車で約15分
- ・駐車場:300台
- ・人数目安:座席350席程度まで
ウィズハウス神楽
- ・住所:旭川市神楽4条4丁目2−12
- ・交通アクセス:旭川駅より車で約4分
- ・駐車場:8台+無料提携駐車場あり
- ・人数目安:座席20席程度
ウィズハウス東光
- ・住所:旭川市東光3条7丁目1番18号
- ・交通アクセス:旭川駅から車で約11分
- ・駐車場:8台
- ・人数目安:座席20席程度
ウィズハウス末広
- ・住所:旭川市末広2条3丁目3番15号
- ・交通アクセス:旭川鷹栖インターより約9分
- ・駐車場:40台
- ・人数目安:座席20席程度
まとめ:旭川市の家族葬は収入の多い一般葬や安価な一日葬と比較検討しましょう!
旭川市の家族葬についてご紹介しましたが、まとめると次のとおりです。
- ・旭川市の家族葬の相場費用は約120万円で、葬儀プランでは家族葬が最も人気がある。
- ・旭川市の家族葬には特徴があるため、お香典収入が多い一般葬と、葬儀代を削減できる一日葬と比較検討すると良い。
- ・旭川市には火葬場が1ヶ所しかなく混雑するため、火葬場に近い葬儀場を選ぶとスムーズにお葬式ができる。
弊社・弘善社では、家族葬に関するご相談やお見積を365日・24時間、無料で承っています。
生前準備の終活にも対応していますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。