社長の日常

競争から共存へ〜ボクらのあるべき未来とは

皆さんこんにちは。 先日、札幌に出張に行ってきました。2日間札幌に滞在したのですが、1日目は札幌のとある葬儀社さんの斎場見学、2日目は当社が所属する「北海道霊柩自動車協会」の総会に参加するためです。

今回は当社のコンサルである太田恵美さん(実妹です)にも同行してもらいました。

  目的の違う二日間ではあったのですが、共通して感じたことがありました。 それが表題にもなっております、「競争から共存へ」です。  

現状の課題~自分たちだけではいずれ疲弊する

現在、ウチの会社では計画的に社員さんを拡充しています。ウチの会社も気づけば40代の社員が中心。良く言えば円熟味のある会社、言い方を変えると年齢層の高い会社です。 社内の年齢層が高くなることは一概に悪いことではありません。我々は葬儀社なので、どちらかというとお年を召した方とお話しする機会が多いです。であれば、若年層よりもある程度年齢を経た人間の方が、話が合うことも多いのです。   しかし、年齢が高くなれば、体力的、精神的に辛くなるのも事実です。 葬儀社という仕事の性質上、夜中に搬送に出ることもありますし、ご遺族のことを常に考えながら、ご遺族に寄り添いながらお葬儀を担当するので、担当したお葬儀が無事終わると安堵や充足感がある一方、精神的・肉体的に疲労があるのも事実なのです。   話がちょっとずれましたが…… 数年先を見越すと退職する社員さんもおり、段階的に拡充するのは最重要事項であります。 そこで求人をするのですが、今のこの時代、なかなか応募に来てくれません。人口減・少子化ゆえに旭川全体の働き手が不足しているのです。 その中で、葬儀社さんへの応募というのは、なかなか…。 実は…この話、当社だけの話ではありません。旭川の他の葬儀社さんでも同じ状況です。 もっと言うならば、人材難・人手不足は葬儀業界だけではなく、全ての業種・業界、社会全体に言えることではないでしょうか?    

解決策~争っている場合ではないのでは?

いつものことですが、前置きが長くなりました。笑 そこで思ったのが「共存」と言うことです。 これまでは、市内の葬儀社さんがそれぞれしのぎを削りながら、それぞれ生き残りをかけてお仕事をしていました。 しかし、そればかりではお互いに疲弊するばかりなのです。   であれば…… 葬儀社さん同士、自社斎場が空いている時は貸し借りしたり、忙しい時にはスタッフを融通し合ったり、と言うのが必要になってくるのでは…? 葬儀社さん同士、手を組めるとところは手を組み、お互いに助け合う。 そんなことが近い将来必要になってくるのでは? 2日間の出張で感じたことはそのようなことです。   今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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