終活のこと
終活と「意思を残すこと」〜エンディングノート
「終活」とは?
こんにちは。
旭川で葬儀社を営んでおります、(株)弘善社の太田弘文です。
当社では、葬儀を軸として、皆さんの「終活」の支援を行なっております。
少しずつ、分かりやすく、旭川の終活事情についてお話ししていきますので、皆さんのお役に立てれば幸いです。
さて、「終活」ですね。
数年前からよく聞く「終活」ですが、終活とは、「人生の終焉に向けて行う活動」のことです。
その活動全てが「終活」と言えます。
エンディングノートを書くことなんかも、終活の一環と言えるでしょう。
終活の目的
最近になって認知されてきた「終活」ですが、「最期のことを考えるなんて縁起が悪い」とか「考えるにはまだ早い」とか考える方も多いですよね。
でも….
終活の目的って、人生の幕引き準備ではなく、今後をより豊かに生きることなんです。
こんな理由で終活する人が増えている
終活に興味を持たれる理由は様々です。
・金銭的な部分で子供達に頼ることができない
・子供達が旭川ではなく、遠くに住んでいてあてにできない
・残された家族に負担をかけたくない
・老後や死後の不安をなくしたい
・一人暮らしだから、もしもの時が不安
・自分の考えを整理して、家族に伝えておきたい
皆さんどれかは当てはまるのではないでしょうか?
また、皆さんの周囲で、同じように悩まれている方も多いかもしれません。
繰り返しになますが、終活とは「終わりを考える」ことではなく、「今をどう生きるか」を考えることです。
元気な今だからこそ、自分のための「終活」を始めませんか。
エンディングノートとは?
エンディングノートをご存知の方も多いですよね。
実際に目にした方、あるいは購入してみた方、実際に書いてみた方、購入したものの書くまで至っていない方など、様々だと思います。
エンディングノートの目的
エンディングノートを書く目的とは、終活の目的とそのままイコールだと思っています。
つまり、「今後の人生をよりよく生きるため」に「生前の意思を残すこと」です。
そのためには、まず自分がどんな考えなのか、伝えたいことは何なのか、書き出す必要がありますよね。
昔はエンディングノートなんてありませんでした。
親と同居していたから、子は親の思いをなんとなく分かっていたし、親も子になんとなく伝えていたんです。
今は核家族が当たり前。息子さんや娘さんが遠方に住んでいる(旭川に住んでいない)ケースも多いし、市内に住んでいても同居していないケースも多い。
だからこそ、ノートに残す必要があるのです。
次回はエンデイングノートの選び方や書き方をご紹介しますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。