亡くなってから葬儀までの流れは、どのようなことが行われているのか、初めての葬儀では、よく分からない方も多いでしょう。
そこで本記事では、葬儀までの流れや注意点について、ポイントを押さえて分かりやすく解説します。
葬儀に関して知っておくべき基礎知識や準備、葬儀の流れに関してよくある質問についてもご紹介しています。
これから葬儀を行う方をはじめ、将来に備えて知っておきたい方まで、どうぞご覧になり、参考になさってください。
葬儀までの流れで知っておくべき基礎知識

葬儀に際しては、あらかじめ知っておくべき基礎知識があるため、ポイントを押さえて解説します。
葬儀の意味と役割
葬儀とは、故人の死を悼み、最後のお別れをするための儀式のことをいい、次のような5つの役割があります。
- ・社会的役割:故人の死を知らせて継承者を紹介する
- ・心理的役割:故人の死を現実として受け入れる
- ・宗教的役割:故人の冥福や安らかな眠りを祈る
- ・物理的役割:火葬や埋葬により人としての尊厳を保つ
- ・教育的役割:命の尊さや家族の大切さを再認識する
葬儀の日程と流れ
- ・1日目:通夜
- ・2日目:葬儀・告別式・初七日法要
葬儀形式によっても異なりますが、葬儀の日程は、1日目が通夜、2日目が葬儀・告別式と初七日法要と、2日間にわたって執り行うのが一般的です。
1日目:通夜の流れ
通夜とは、遺族や親族、故人の関係者たちが別れを惜しみながら故人と一緒に過ごす最後の夜のことをいい、一般的な流れと時間の目安は以下のとおりです。
- ・16:00頃 親族集合
- ・17:00頃 受付開始
- ・18:00頃 通夜式
- ・19:00頃 通夜振る舞い
- ・21:00頃 解散
通夜では、お坊さんによる読経や焼香などの通夜式を行った後、通夜振る舞いと呼ばれる会食をするのが一般的です。
ロウソクや線香の火を絶やさず、夜通し故人を見守っていたことから「通夜」と呼ばれていますが、現在は当日のうちに解散する『半通夜』が多い傾向にあります。
2日目:葬儀・告別式・初七日法要
葬儀・告別式とは、お葬式のメインとなる故人の供養やお別れの儀式のことをいい、遺族や親族、通夜に参列できなかった方などが集います。
- ・09:00頃 親族集合
- ・09:30頃 受付開始
- ・10:00頃 葬儀・告別式
- ・11:00頃 出棺
- ・12:00頃 火葬・拾骨
- ・13:30頃 初七日法要
- ・14:00頃 精進落とし
- ・15:00頃 解散
葬儀・告別式の流れは、宗教儀式にあたる葬儀の後、弔辞・弔電の紹介・棺への花入れといった告別式が行われ、火葬場へ向けて出棺します。
火葬場の予約時間などによって、流れが異なる場合がありますが、火葬後は2人1組で骨上げと呼ばれる拾骨を行い、初七日法要と精進落としの会食を行うのが一般的です。
葬儀と葬式の違い
葬儀と葬式は、同じような意味合いで使われることが一般的ですが、正式には次のような言葉の使い分けをします。
- ・葬儀:故人を弔うための宗教的な葬送の儀式
- ・葬式:通夜から葬儀・告別式・火葬などの一連の流れを含んだ総称
つまり、厳密には、葬儀よりも葬式の方が広い範囲を指すことを知っておくとよいでしょう。
葬儀形式による葬儀の流れの違い

葬儀には日程や参列者の人数で種類があり、基本的に葬儀は、葬儀形式によって流れが異なります。
| 葬儀形式 | 人数目安 | 日程 | 通夜 | 葬儀・告別式 | 火葬 | 初七日法要 | 比率 |
| 一般葬 | 30名以上 | 2日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 30.1% |
| 家族葬 | 30名以下 | 2日間 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 50.0% |
| 一日葬 | 30名以下 | 1日 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 10.2% |
| 直葬・火葬式 | 数名 | 数時間 | ✕ | ✕ | 〇 | ✕ | 9.6% |
最新の調査によると、葬儀形式では家族葬が最も多く行われており、葬儀全体の50%を占めています。
葬儀形式による流れと特徴の違いについて解説しますので、どのような葬儀が故人に最適かをよく比較検討しましょう。
一般葬の流れと特徴
一般葬は、通夜と葬儀・告別式の2日間で葬儀を行い、不特定多数の参列者を招き、葬儀の規模が大きいことが特徴の葬儀形式です。
故人との関係性などにもよりますが、一般的に参列者の人数が多いほど、葬儀費用の収入源となるお香典を多く集められるメリットがあります。
家族葬の流れと特徴
家族葬は、一般葬と同じように2日間で執り行う葬儀ですが、参列者の人数が少ないことが大きな違いで、あらかじめ列席してもらう対象者を決めておくことが一般的です。
家族葬は身内だけで行うアットホームな葬儀として知られていますが、会場が定める参列人数さえ守れば、故人の友人や知人などが葬儀に参列しても問題ありません。
一日葬の流れと特徴
一日葬は、家族葬と同じように少人数で行う葬儀ですが、通夜を省き、1日だけの葬儀であることが最大の特徴です。
1日ですべてを終わらせられる手軽さや参列のしやすさがメリットである反面、通夜をしない略式的な流れに不満に感じる親族も少なくないため、事前に承諾を得ましょう。
直葬・火葬式の流れと特徴
直葬・火葬式は、通夜や葬儀といった一連の儀式を省略して、基本的に火葬のみを行う流れが大きな特徴の葬儀形式です。
葬儀費用を削減できるメリットがあり、身寄りのいない方や生活保護者の方の葬儀として利用されます。身内から反対されるケースもあるため、事前によく相談しましょう。
地域などによる葬儀の流れの違い
葬儀の流れは、地域をはじめ、葬儀の規模、火葬場の予約時間、遺族の要望などによって、次のように異なる場合があります。
- ・葬儀の前に火葬を済ませる場合がある
- ・本通夜の前に近親者のみで仮通夜を行う場合がある
- ・通夜振る舞いは身内のみで行う場合や参列者全員が対象の場合がある
- ・葬儀の延長でそのまま初七日法要の読経儀式を行う場合がある。
喪主や遺族の立場では、あらかじめ葬儀社へ葬儀の流れを確認しておくと、次の工程が予測できて、大きな安心感に繋がるでしょう。
亡くなってから葬儀までの流れ【全8工程】

亡くなってから葬儀までの流れは、8つの工程があるため、ポイントを押さえて分かりやすく解説します。
- ①臨終・死亡診断書(死体検案書)の受け取り
- ②葬儀社への連絡・遺体の搬送と安置
- ③喪主の決定と葬儀社との打ち合わせ
- ④菩提寺への連絡・相談
- ⑤葬儀の日程の確定
- ⑥訃報連絡
- ⑦葬儀の準備
- ⑧湯灌・メイク・納棺
①臨終・死亡診断書(死体検案書)の受け取り
臨終となり、医師や警察によって死亡の確認や死因の特定が行われると、医師から死亡診断書(もしくは、監察医や警察医から死体検案書)が発行されます。
死亡診断書(死体検案書)は、死亡届の手続きで必要な書類で、届け出をしないと、日本では葬儀での火葬や、お墓への埋葬が行えない仕組みになっています。
出典:死亡届(法務省)
病院や警察では、最後の手続きや精算時に提示されるケースが一般的のため、受け取ったら紛失に注意して、大切に持ち帰りましょう。
②葬儀社への連絡・遺体の搬送と安置
病院や警察での死亡確認後は、速やかに葬儀社へ連絡し、自宅や斎場の安置施設へ遺体を搬送して安置します。
遺体の傍へは、枕飾りとして、仏花・線香・供物などをお供えするのが一般的です。
自宅へ搬送する際は、あらかじめ搬入経路や安置する部屋を片付けておきます。布団やシーツなどを用意する必要があるため、必要品は葬儀社へ相談してください。
なお、葬儀社選びは、葬儀やお金に関わる重要課題です。失敗や後悔をしないよう、Googleマップの口コミなどを参考にチェックして、地元の信頼のできる葬儀社を選びましょう。
③喪主の決定と葬儀社との打ち合わせ
葬儀で最初に決めなければならないのは、方針や内容を決定する喪主です。一般的に喪主は配偶者や長男が務めますが、正式な決まりはないため、家族で話し合って決めましょう。
葬儀社との主な打ち合わせ内容は以下の通りです。
- ・式場の場所:斎場・自宅など
- ・葬儀形式:一般葬・家族葬・一日葬など
- ・参列者の人数:家族・親族と一般会葬者
- ・宗旨宗派・宗教者:菩提寺がない場合は葬儀社に紹介してもらえる
- ・白木位牌:戒名については菩提寺へ相談する
- ・料理:内容と人数
- ・返礼品・礼状:香典返しや会葬御礼の商品と数量
- ・祭壇:オプションで豪華な花祭壇などを用意できる
- ・供花・供物:親族分は喪主が取りまとめることが一般的
- ・看板・案内板:大型斎場で必要な場合がある
- ・車輌:バス・霊柩車・霊柩バス・ハイヤーなど
- ・備品・消耗品:受付台・テント・記帳用品など
- ・葬儀の流れ:通夜、葬儀・告別式、初七日法要などの流れ
- ・その他:葬儀の演出や質疑回答・相談など
④菩提寺への連絡・相談
お付き合いをしている菩提寺がある場合は、亡くなったら早めに連絡をして、故人へ枕経(まくらぎょう)をしてもらいます。葬儀に際しては、次のような事項を事前に相談しましょう。
- ・葬儀の日程:スケジュールを相談する
- ・葬儀形式:家族葬・一日葬など希望する場合は事前に承諾を得る
- ・戒名:ランクや戒名料を相談する
- ・お布施:相場料金を確認しておくと安心
- ・作法やマナー:疑問や不明点を確認しておく
菩提寺に関わることを無断で決めてしまうと、トラブルに発展してしまう可能性があるため、何事も積極的に相談するようにしてください。
また、お付き合いしているお寺がない場合は、葬儀社へ依頼すると、近隣のお寺やお坊さんを紹介してもらえることが一般的です。
⑤葬儀の日程の確定
葬儀の日程は、菩提寺と葬儀社のスケジュールを確認して決定しますが、地域によっては火葬場の事前予約が必要な場合があるため注意しましょう。
火葬場の予約が必要な地域では、予約日時に応じて、葬儀の流れが変わるのが一般的です。首都圏や亡くなる方が多い冬場などは、長いと1週間など、待機が必要なケースもあります。
その反面、火葬が先着順の場合もあり、葬儀の流れは地域によって大きく異なるため、葬儀社と綿密に打ち合わせてください。
⑥訃報連絡
葬儀の日時が確定したら、親族をはじめ、故人と自身の友人・知人、勤務先や学校などへ訃報連絡を行います。
訃報連絡は、電話やメールが一般的ですが、確実に連絡が取れるよう、親しい仲ならLINEなどのSNSでも問題ありません。休暇中の仕事に関する業務の引き継ぎも行いましょう。
また、地域によっては、新聞のお悔やみ欄を利用して、訃報を伝える場合があるため、希望があれば、葬儀社へ相談してください。
参考:新聞のお悔やみ欄〜お悔やみを出されるか迷っている皆さんへ
⑦葬儀の準備
葬儀は、事前の準備を万全に行うことによって、遺族はもちろん、参列者にとっての満足度も高めることができます。
具体的にやるべき葬儀の準備事項については、このページの最後で手順を解説した記事を紹介していますので、ぜひご覧になり、漏れなくしっかりと用意しましょう。
⑧湯灌・メイク・納棺
葬儀の前は、故人を棺に納める納棺の儀式を行います。多くの葬儀社では、オプションにより、故人の体を清める湯灌(ゆかん)やメイクを行うことも可能です。
湯灌は、体の清拭から本格的に湯船やシャワーで洗浄する方法まであり、約5〜10万円が相場費用となっています。着替えや死化粧の料金は、数千から5万円程度が目安です。
葬儀社によっては、故人の生前の姿を再現するエンバーミングにも対応しているため、参列者との最期の対面に際して、遺体の損傷に悩んでいる場合は事前に相談しましょう。
葬儀までの流れで気をつけるべき3つの注意点

葬儀までの流れでは、気をつけるべき3つの注意点があるため、押さえるべきポイントについて解説します。
- ・葬儀の前に必ず見積取得をして追加費用まで確認する
- ・不明点や疑問はその場ですぐに葬儀社へ相談する
- ・葬儀や戒名は故人の血縁者にあたる親族にも相談する
葬儀の前に必ず見積取得をして追加費用まで確認する
葬儀にあたっては、必ず事前に見積取得をして、追加費用の品目や金額目安まで確認しておきましょう。
葬儀の費用は、基本的に葬儀プランの料金のほか、飲食代や返礼品などが必要となり、葬儀の内容や流れによっては、オプション料金や追加費用が発生する場合があります。
料金に関してトラブルにならないためには、事前に見積書を取得して、葬儀社の説明にしっかりと耳を傾ける姿勢が大切です。
不明点や疑問はその場ですぐに葬儀社へ相談する
葬儀で失敗や後悔をしないためには、葬儀に関して気になる点を後回しにせず、その場ですぐに葬儀社へ確認するようにしましょう。
初めての葬儀や喪主の役割に際しては、課題や問題を一つひとつ解決して、不安な気持ちを解消しておくことが大切です。
遠慮せず、葬儀スタッフを積極的に頼ることも葬儀で失敗しない結果に繋がりやすいため、何事も迷わずに相談しましょう。
葬儀や戒名は故人の血縁者にあたる親族にも相談する
親戚トラブルを回避するため、葬儀の内容・流れや戒名を決める際は、故人の血縁者にあたる親族へ必ず相談するようにしましょう。
故人の意向であっても、親や兄弟姉妹などの故人の親族にとっては、しっかり供養したいという思いが強いのが一般的です。
身内として葬儀後も良好な関係を続けてゆけるよう、葬儀では故人の血縁者の気持ちを重視しましょう。
葬儀後の流れ

葬儀後の流れは、大きく分類すると次の6つの工程があります。ただし、期限を伴う事項が多いため、ほぼ同時期に並行して進める必要があることに注意しましょう。
- ①故人に関する手続き
- ②位牌・仏壇の準備
- ③香典返しの準備
- ④納骨の準備
- ⑤四十九日法要の準備
- ⑥遺品整理・形見分け
①故人に関する手続き
故人に関する手続きは、前述した葬儀で必要な死亡届以外にも多数あり、次のような手続きが必要です。
- ・年金受給の停止など年金関係の手続き
- ・健康保険や介護保険の手続き
- ・世帯主の変更など住民票の手続き
- ・葬祭費・埋葬費の請求
- ・所得税の準確定申告・納税
- ・遺産相続と相続税の申告・納税
- ・固定資産税の納税
- ・各種名義変更や利用停止手続き
近年は、死後の役所手続きを円滑に行えるよう、必要な手続きや流れについて、個別に案内してもらえる専用窓口を設置する自治体が増えています。
ただし、事前予約が必要なケースが多いため、利用する際は、事前に調べてからお出かけください。
②位牌・仏壇の準備
葬儀で使用する白木位牌は、四十九日法要の際に本位牌へと魂を入れ替える必要があるため、葬儀後は故人の戒名などを彫刻した本位牌を準備しておきます。
本位牌には種類やサイズが豊富にあるため、自宅に仏壇がない場合は、コーディネートしやすいように、本位牌と仏壇は一緒に購入するのがおすすめです。
ただし、浄土真宗では位牌を用いず、法名軸や過去帳を安置することが一般的です。
③香典返しの準備
香典返しは、葬儀の当日に渡す即返しと、四十九日以降に贈る後返しとの2つの方法があり、後返しの場合は事前に準備をして日付指定で発送します。
地域によっても異なりますが、香典返しの金額は、全国的に香典額の1/3〜1/2の商品を贈る半返しが多い傾向にあります。
即返しを行った場合でも、高額の香典をいただいた方へは、後返しによって追加の香典返しを検討するとよいでしょう。
④納骨の準備
お墓を所有している場合や、納骨堂などの迅速な契約によって準備が間に合う場合は、四十九日法要の際に納骨を行うのが一般的です。
必要な準備は納骨先によって異なるため、墓石の彫刻やお手入れ、納骨式の準備などを確認して、四十九日に間に合うように用意しましょう。
⑤四十九日法要の準備
四十九日法要は、菩提寺へ相談のうえ、あらかじめ日時と場所、当日の流れを決めて参列者へ案内します。
法事・法要は、場所によって必要品が異なるため、事前に確認して、お布施や仏花・供物、参列者へ振る舞う料理や引き物などの手配を行いましょう。
⑥遺品整理・形見分け
遺品整理は、気持ちの整理がつきやすい四十九法要の忌明け以降に行う場合もありますが、あらかじめ片付けをしておくことで、四十九日法要の当日に形見分けが行えます。
相続人全員が承諾すれば、遺品整理は葬儀後すぐに着手しても問題ないため、遺産相続や形見分けがスムーズに行えるよう、相続人は声を掛け合って進めましょう。
葬儀までの流れに関してよくある質問

葬儀までの流れに関して、よくある質問をご紹介しますので、葬儀にあたって気になる項目があれば、ぜひ参考になさってください。
亡くなってから葬儀までの日数はどのくらい?
葬儀は、事前の準備や参列者の都合を加味して、亡くなった翌日以降に通夜を行うのが一般的です。
火葬場の空き状況によっても異なりますが、葬儀までの日数は一般的に、亡くなってから3〜5日後が多い傾向にあります。
なお、法律によって死亡または死産後24時間以内の火葬は禁止されています。どんなに急ぎたい場合でも、亡くなった当日の火葬は避けるように注意しましょう。
葬儀費用を削減する方法とは?
葬儀費用を削減したい場合は、次のような点がポイントです。葬儀社へ費用を抑えたい意向を正直に伝えて、アドバイスをしてもらいましょう。
- ・複数の葬儀プランや斎場・自宅での見積を取得して比較検討する
- ・葬儀までの日数を短くして遺体の安置施設やドライアイス代を削減する
- ・会員特典や割引サービスを確認する
- ・葬儀でもらえる給付金を申請する
葬儀までの流れをスムーズに行うコツは?
葬儀は、方針や葬儀プランなどを事前に検討し、必要なものを用意しておくことで準備が捗ります。
近年は生前の終活によって、自分にもしものことがあった際に備えておく方も増えていますが、家族や親族の立場では、万一の心構えも大切です。
葬儀社によっては、事前相談会や斎場の見学会を開催しています。葬儀への備えや知識の習得に役立つため、ぜひ家族揃って参加するようにしましょう。
まとめ:葬儀までの流れは全8工程!基礎知識と注意点を知っておきましょう

葬儀までの流れについて、8ステップの工程と、知っておくべき基礎知識や注意点を解説しましたが、まとめると次のとおりです。
- ・葬儀までの流れは、葬儀形式や地域によって異なる。一般的な家族葬や一般葬は2日間で行われ、1日目が通夜、2日目が葬儀・告別式・初七日法要となる。
- ・葬儀までの流れは、基本的に次の8工程となっている。①臨終・死亡診断書(死体検案書)の受け取り ②葬儀社への連絡・遺体の搬送と安置 ③喪主の決定と葬儀社との打ち合わせ ④菩提寺への相談 ⑤葬儀の日程の確定 ⑥訃報連絡 ⑦葬儀の準備 ⑧湯灌・メイク・納棺
- ・葬儀までの流れで気をつけるべき注意点は、3つある。①必ず事前に見積取得をして追加費用まで確認すること ②不明点や疑問はその場ですぐに葬儀社へ相談すること ③葬儀や戒名は故人の血縁者にあたる親族にも相談すること
弘善社では旭川市を中心に、北見市や網走市で斎場を運営する葬儀社として、地域の方々のお葬式を承っております。
葬儀に関する疑問やお悩みなど、無料相談に対応しておりますので、どのような些細なことでもどうぞお気軽にご相談ください。