みなさんこんにちは。
6月に入り、いよいよ夏に近づいてきましたね。
さて、昨年から「おひとりさまの終活」について勉強しています。
「おひとりさま」には「おひとりさま専用の終活」があると思っているからです。
・自分の身の回りのことは誰にしてもらうの?
・自分の財産管理は誰にしてもらうの?
・自分のお葬式は誰にあげてもらうの?
など、自分以外の手を借りなければ、「おひとりさまの終活」はなし得ない、と思うのです。
さて、上記のことと同じく(またはそれ以上に)大事なのが各種webのアカウント管理です。
webサービスは今や日常生活に欠かせないもの。
もし自分の身に万が一のことがあればどうするのか?
今回は代表的webサービスであるGoogleとSNSの代表格であるFacebook、Twitterのアカウント削除について書いてみました。
グーグルのアカウントの扱い~「アカウント無効化管理ツール」
Googleのサービスは多種多様です。
Gmailを筆頭に、Googleカレンダー、Googleドライブ、Googleマップ、YouTube……などなど、毎日何かしらのGoogleのサービスを使っている方がほとんどではないでしょうか。
しかしその結果、膨大なデータをGoogleに預ける結果となっています。
もしも、自分が突然死んだら、これらのデータはどうなるのでしょう?
実は、Googleでは、それをユーザー自身が設定できるツール「アカウント無効化管理ツール」を提供しています。
このツールは、本来はGoogleを一定期間利用しなかった際の対応を設定するものです。
事前に「タイムアウト期間」を設定し、(3ヶ月~18ヶ月)タイムアウト期間が来ればアカウントが無効になるというものです。
また、自分以外の誰かにGoogleアカウントの無効化を通知することもできます。家族や知り合いへ自動的にアカウントの無効化を通知できるだけでなく、任意のファイルやサービス内容を相手に共有することができます。
詳しくはこちらを↓
グーグルのアカウントを消す方法
Facebookのアカウントの扱い~「追悼アカウント管理人の設定」もしくは「アカウントの削除」
Facebookでは、ユーザーが亡くなった場合を想定して
「追悼アカウント管理人」を設定することができます。
「追悼アカウント管理人」とは、自分が死んだあと、自分のアカウントを管理できるユーザーのことです。追悼アカウント管理人ができることは、次の通りです。
・亡くなったユーザーのプロフィールに投稿を書いて内容を固定する(例:亡くなったユーザーに代わって最後のメッセージを書く)。
・新しい友達リクエストへの対応
・プロフィール写真・カバー写真の更新
また、生前にご自身が予め設定しておき、死後に完全にアカウントを削除することもできます。
詳しくはこちら↓
フェイスブックのアカウントを消す方法
Twitterのアカウントの扱い
Twitterでは、死後のアカウントの扱いについて、ユーザー自身が設定することはできません。
一定期間アクセスしなくてもアカウントが削除されることもないので、死後も投稿は残ることになります。ただし、
家族・友人が申請すれば、過去の投稿とアカウントを削除することができます。
詳しくはこちら↓
ツイッターのアカウントを消す方法
FacebookもTwitterも何もしなければそのまま残る
さて、ここまで見たように、死後のアカウントの扱いについては、FacebookもTwitterも家族や知人の申告制となっています。
Googleのように、一定期間アクセスがないとアカウントが自動的に削除される仕組みにはなっていないので注意したいですね。
いかがでしたか?
人生、何があるかわかりません。
すぐに設定する必要はないかもしれませんが、不測の事態に備えて、各種ツールの存在を知っておきたいものですね。
グーグルのアカウントを消す方法
フェイスブックのアカウントを消す方法
ツイッターのアカウントを消す方法