トップページ
お葬式のこと

【お葬儀の流れ〜御安置から大まかな打ち合わせまで〜ご安心下さい!②】

こんにちは。 旭川で葬儀社を営んでおります、(株)弘善社の太田弘文です。 当社では、葬儀を軸として、皆さんの「終活」の支援を行なっております。 少しずつ、分かりやすく、旭川の終活事情についてお話ししていきますので、皆さんのお役に立てれば幸いです。     お葬儀の流れって、何となく分かっていても、細かくは分からないですよね。 実際、自分が喪主や施主を務めるのって、人生でも数回しかありませんから、分からなくて当然だと思います。 強調させていただきたいのは、「事前準備」「事前の心づもり」をされていますでしょうか?ということなのですね。 病院で、いざご逝去の場面になると、頭の中が真っ白になったり、パニックになってしまうこともあるからです。 なので、ぜひ事前に専門家である我々にご相談いだだければ良いのですが。 やはりいざという時は慌ててしまいます。 ここでは、万が一の前に、考えておいたほうが良いものをご説明します。   過去の記事、 ●「ご逝去される前に、事前にある程度考えておいた方がよいこと」 「お葬儀の流れ〜御安置から大まかな打ち合わせまで〜ご安心下さい①」 も参照して下さいね。   <御安置してから>   ●ご自宅に到着して~安置場所の確認、安置場所までの経路の確認 ・安置されるお部屋のスペースの確保およびお部屋までの経路をまず確認させていただきます。 ・特に玄関先の扉、玄関を入ってからのドア、廊下の障害になる物を必要に応じて片付けます。 ・ご家族の皆さんで準備するものとしては、故人様を寝かせる敷布団敷布団用シーツをご用意ください。(無ければ当社で用意いたします) シーツは、必ずしも白ではなくても良いです掛け布団、枕、納棺用敷布団等は弊社でご用意いたしますので、ご安心ください。 ・お布団に安置後、故人様の保全の為、ドライアイスを当てさせていただきます。 ・宗教宗派に応じた「枕飾り」の準備をいたします。枕飾りに必要なものは当社で全て準備しておりますので、ご安心ください。   <枕飾り(まくらかざり)とは?> 故人様が亡くなってから、お通夜やお葬式までの間、ご遺体は家や葬儀社の安置室などで御安置されます。その際、枕元に簡易的な祭壇を作ったものが枕飾りです。枕飾りは、仏教、神道、キリスト教によってお供えするものが異なります。また、同じ宗教でも宗派や地域によって異なる場合があります。   <御安置の位置(方角)について> 故人様を御安置する際、今でもいわゆる「北枕」にします。 これは、お釈迦様が入滅(亡くなった)際、頭を北向きにされていたことが由来になっています。ただ、お部屋の向き、あるいは北枕にすると弊害がある(お仏壇に足を向けてしまうなど)場合は、必ずしも真北にこだわらなくても良いです。     <大まかな打ち合わせ(流れの説明)>   枕飾りの準備ができたら、以下の通り大まかなご説明をさせていただきます。   ●喪主様、施主様の確認(決定)喪主様は故人様の配偶者の方がする場合が多いです。 ・配偶者がおられない場合は、長男の方がする場合が多いです。 ・施主様の役割としては、旭川では喪主に準ずる遺族代表、という認識が多いかと思います。   <喪主、施主とは?> ・一般的に、葬儀における遺族代表という認識です。 ・施主を立てず、喪主のみの場合も多いです。 ・基本的な役割は、①葬儀社との打ち合わせ②連絡窓口③参列者への応対、挨拶④出棺時の挨拶などです。   ●故人様のお名前・年齢の確認(漢字に注意) ・故人様のお名前・年齢の確認をさせていただきます。お名前では旧字に注意し、年齢では満年齢、数え年を確認させていただきます。   ●どのような葬儀にするか?(葬儀内容の確認)ご葬儀のカタチをどのようにされたいか、をお伺いさせていただきます。現在は「家族葬」を希望される方が多いです。 ・ただ、気をつけなければならないのが、「家族葬」と言っても、決まったカタチがあるわけではないということです。本当に数人だけの「家族葬」もあれば、お子さん、孫さん、ひ孫さんと言った直系の方に加え、故人様の兄弟、甥、姪、そして親しい友人の方々も加わり50人近くの「家族葬」もあるのです。 ・それに加え、葬儀に対する想い、考えをぜひお聞かせいただきたいのです。 ・想いや考えをお聞かせいただければ、それに対して我々が提案させていただきます。 ・この「ご家族と我々」のお互いの想い・考えの「擦り合わせ・確認作業」がとても大事だと考えております。 ・また、家族葬をご希望の場合には、注意しなければならないポイントがあります。それは、周囲の方々への「告知」です。   <家族葬における注意事項~周囲の方々への告知> ・家族葬は文字通りご家族ご親戚を中心として執り行われる葬儀のことです。 ・そこで問題になってくるのが周囲の方々への「告知」です。 ・一般葬であれば、新聞の「お悔やみ欄」を掲載し、町内会の「回覧」を配布したりして周囲への告知を行います。 ・家族葬の場合は周囲への告知を行わないことが多いのです。 ・告知を行わないことにより、お参りをしたかった方々の想いを無碍にしてしまうことも考えられます。 ・葬儀に当たって告知を行わなかったにしても、いずれはお知らせしなければなりません。     いかがでしたか? さて、ここまでで詳細な打ち合わせ前の「大まかな打ち合わせ」です。 我々が最もお伺いしたいのは、「ご家族の想い」なのです。 ぜひ要望や希望をお聞かせくださいね。 心づもりをしていても、いざという時は頭が真っ白になってしまいます。 そんな時でも、慌てず、落ち着いて弊社にご連絡くださいね。 必要なこと、大事なことはこちらからご確認させていただきます。 どうぞご安心ください。

関連記事

TOP